学校再開
2020.06.05
長期にわたる臨時休校がようやく終了し、6月1日から段階的に学校活動を再開しています。
6月1日には入学式がおこなわれました。「3密」を避けるため、新入生と保護者は20人ずつ32教室に分かれ、講堂で無観客でおこなわれている式典のライブ映像を視聴しました。
翌2日は始業式です。こちらも「密」を避けるため、クラスの生徒を出席番号で2グループに分け、奇数の生徒(Aグループ)は午前8時30分から、偶数の生徒(Bグループ)は午後1時から、それぞれ教室で映像配信による始業式を視聴しました。始業式の後は各ホームルームで、学校再開後の注意事項を確認しました。
6月3日から6日までは本格的な授業再開に向けた「助走期間」と位置づけ、生徒はA、Bそれぞれ一日おきに登校、午前中3時間のみ授業を受けて下校します。
3時間目が終わったら、教室の掃除は当番の生徒が、消毒は担任の教員がおこないます。職員室や特別教室も教員が、会議室、合同教室、トイレなどは清掃員の方が、手分けして消毒をおこないます。
来週からは、Aグループは月水金、Bグループは火木土に登校し、6時間の授業を時間割に沿って受けることになります(再来週はAとBの曜日が入れ替わります)。3時間目終了後に昼食も教室で摂ることになります。昼食時の注意点については、来週の月曜と火曜の朝のホームルームで担任から生徒に伝え、徹底することになっています。
緊急事態宣言は解除されましたが、感染が収束したわけではありません。いつになったら新型コロナウィルス感染のリスクから解放されるのか、残念ながら現時点では見通しは立っていません。しばらくの間は新型コロナウィルスと「共に生きること」を前提に、新たな学校生活の形を模索していくことになります。Withコロナの時代の、新たな学校の姿を、生徒たちと共に創り上げていきたいと思います。